京都府 地域資源リスト

特定非営利活動法人 京都DARC

違法薬物(覚醒剤・大麻など)に限らず、向精神薬(精神安定剤・睡眠薬など)、市販薬(風邪薬・鎮痛剤など)、アルコールなどの薬物から解放されるための薬物依存症回復支援施設。薬物をやめつづけたい仲間を手助けすることを目的に、「プログラムに従って徹底的にやれば必ず回復できる」という希望のメッセージを伝える活動を行っている。また、薬物依存症者の家族が、薬物依存症者との関係を大切にしながら、自身の「安全・安心」な生活を取り戻すための支援をしている。また、薬物依存症者のご家族のための「心理ケア」を無料で行っている。

スタッフは薬物依存症からの回復者が大半で「セルフヘルプ」の精神を大切にしている。同じ悩みを持つ仲間との関わりやフェローシップ(仲間とのつながり)のなかで、回復するための「居場所」「時間」「回復モデル」を提供し、依存症から解放されたい仲間同士によるグループセラピー「ミーティング」を中心に回復の手助けをしている。

また、将来、DARCを巣立った後に継続して回復のプログラムを受けるために、自助グループ(NA・MAなど)のミーティングの参加を促し、社会のなかで薬物を使わない新しい生き方の方向付けに取り組んでいる。

電話
075-645-7105
FAX
075-634-7869
メール
http://www.kyoto-darc.org/access-info.html
受付時間
月~土曜 9:00〜17:00
住所
〒612-0029
京都市伏見区深草西浦町6-1-2 サンリッチ西浦1階
アクセス

地下鉄くい橋駅より徒歩13分、竹田駅より徒歩17
京阪藤森駅より徒歩9分、龍谷大前深草駅より徒歩12
市バス81、81号系統(横大路車庫前行)竹田出橋、竹田久保町より徒歩9 

WEBサイト
http://www.kyoto-darc.org
対応エリア

対応可能な分野

できること

通所と入所

デイセンターに通所しながら自立した日常生活と社会生活が送れるように自立訓練(生活訓練)を受ける。共同生活援助(介護サービス包括型)施設やシェアハウスに入所し、そこから通所する場合も、自宅から通所する場合もある。(どちらにするかは利用に際してスタッフと相談して決める)

京都ダルクデイセンターマハロ

毎日ミーティングに参加し、昼食作りや掃除を行うほか、農作業、就労体験、運動プログラム、ボランティア活動などがある。自助グループや他の施設のフォーラムやイベントに参加したり、キャンプ・BBQ・海水浴などのレクリエーションを行ったりする。

通所は基本的に2年間で審査会が認めた場合は最長3年間。費用は障害者総合支援法に定められた額となる。昼食代、交通費等は自己負担。また送迎はない。定員20名。

自立訓練(生活訓練)終了後は、一般企業への就職や就労移行支援や就労継続支援などの福祉施設への移行、職業訓練校・専門学校などへの進学が考えられる。利用者本人の意向を軸に、家族や相談機関などとも連携しながら、次のステップへ決定・移行できるまで相談、支援を行なう。

開所 月~土9:00~17:00

入所施設

障害者総合支援法の共同生活援助事業所の「ネクサス1.2」とシェアハウスの「ネクサス3」という3ヶ所がある。共同生活のなかで安全に回復プログラムに参加できるように、そして仲間と生活し、薬物を使わない新しい生き方を地域のなかで練習している。

入所期間の定めはない。回復していくのには時間がかかるため、それぞれの回復にそって個別に相談していく。定員はそれぞれ4名。家賃は4万円、光熱費が1万円。負担額は障害者総合支援法に定められた額となる。食事代、日用品などは自己負担。

家族への心理的ケア

電話相談

ダルクの回復者スタッフが対応。(京都ダルクデイセンターマハロ)

初回来所相談

ダルクの回復者スタッフと家族の心理ケア担当カウンセラーが対応。予約制。

個人カウンセリング

それぞれの状況、状態に応じて、薬物依存症者との関わりをどのように変えていけるか、どのように家族の方、自身の生活を大切にしていけるかを、家族のペースを大切に、一緒に考えている。予約制。

家族プログラム

毎月第4日曜日 14:00~16:00

京都ダルク「マハロ」にて、家族のためのグループを行っている。前半に薬物依存症に関するテーマに沿ってカウンセラーからの話。後半は、参加者で考えていることを分かち合う時間。(パス可能)

ワークショップ

不定期に、薬物依存症者の家族に共通するテーマについて、半日、1日など、時間をかけて、学びあう場を開いている。

利用の仕方

当事者および家族が、まず電話で相談する。 

電話:075-645-7105 9:30 ~ 17:00(日曜休み)

当事者の利用の流れ

電話相談からスタッフによる面談(京都ダルクデイセンターマハロ)で、通所だけするのか、入所して通所するかなどを相談する。各市町村、各区役所や支所の保健福祉センターに福祉サービスの申請を行い、相談支援事業所で計画相談を受け、通所や入所などにつなげる。 

来所について

アクセス

地下鉄くい橋駅より徒歩13分、竹田駅より徒歩17
京阪藤森駅より徒歩9分、龍谷大前深草駅より徒歩12
市バス81、81号系統(横大路車庫前行)竹田出橋、竹田久保町より徒歩9 

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